2012年3月17日
来年度のワイワイの計画を作ろう
①これまでワイワイで自分はどんな役割を担ってきたか、考える
この質問は少しわかりにくかったようです。みんなで「役割」ではなく「ここでできること」そして「ミッション」という表現に言い換えて考えました。
・文化や個人の経験など伝えあい、様々な情報をシェアする
・新人さんをあたたかく迎え入れる
・楽しい雰囲気にして、みんなを元気にする
・とにかく、元気で参加する。コミュニケーションをする。
・ワイワイというジグソーパズルの1つのピースになる
など、そこには支援する人も支援される人もなく、みんなできることを提供しあう、そのために気持ちのいい場所をつくる、そのためには元気で参加するという話をしました。
②来年のワイワイでどんな活動をするか話し合う
カラオケやバーベキューなど外に遊びに行く案がたくさん出たと同時に
・救急のときパニックにならないようにするために、消防や警察のこと、災害時の避難所の
ことを知りたい
・なんでもみんなで話し合いたい
・みんながふるさと自慢をする
・外国人が進行役をする
・入門の人と仲良くなれることをしたい
というような案が次々と出ました。回数が少ない!という指摘も・・・・
来年度もみんなで楽しもう!
2012年3月10日
困ったときの○○
みんなどんなことに困っていますか。どうしてそんな状況になるのでしょうか。そしてそれはどうやったら解決できるのでしょうか。
まず、いろいろありすぎて思い出せない、自分はストレートにものを言いすぎるので、今では日本人に近づかないと悲しい表情で語った参加者もいました。こんな気持ちにさせる社会にはしたくないと思いつつ、顔を見ただけで避けられるとか差別されたという経験を話し合いました。そのような原因は互いのことを知らないからだ、双方がもっと地域社会の中で知り合うための行動をとるべきだという話し合いをしました。
2012年2月25日
わたしの好きなこと
それぞれが好きなことを二人で協力して、発表にまでもっていけるようがんばりました。私聞く人、私話す人、私付箋に言葉を書く人ではなく、できるだけ二人で考えて作り上げていきました。
2012年1月28日
休みの日
1対1の対話で相手の個性、その人にとってのその話題の意義が浮かび上がるように話を深めていきました。付箋にキーワードを書いて、後でわかりやすい構成を作れるようがんばりました。キーワードを探すのは難しかった。これからの課題ですね。
2011年12月10日
識字№7形声文字(いみとおとの組み合わせの漢字)
地域で生活する外国人にとって漢字は難しい、無理と敬遠してしまいがち。
でも生活者として何が書いてあるか分かることは、自立した生活のために必要なことです。
今回は意味と音を組み合わせた漢字。漢字はこのシステムでできている漢字が多いんです。
漢字の意味や読み方を知ることで、わからないと思っていた漢字をこんな意味かな?こんな読み方かな?と想像してみましょう。
説明しすぎない進行を心がけますが、まだまだ修行中。漢字のときはみんなちょっと真剣です。
2011年11月26日
これまでのワイワイを振り返る
初めて日本人も外国人も一緒に振り返りをしました。
ワイワイの活動の軌跡を模造紙を使って表してみました。
活動を継続してきたことで、新しい価値観に気づいたとか、新しい可能性を持つ自分に気づいたとかいろいろな発言が出ました。
2011年11月19日
迷信・占い
みんな子どものころから、迷信や占いが大好き。どんな迷信があるか、聞きました。日本からは手相の紹介がありました。興味津々でした。
初めてのトピックでした。挑戦的な取り組みでしたね。
2011年10月15日
「いつものテレビ」
いつもどんなテレビを見ているのか、話しました。自分の国のテレビと比べたり、今大好きなテレビについて話したりしました。
2011年9月17日
「風邪をひいたら?」
季節の変わり目ということで、今日は健康をテーマに風邪をひいたときの対処方法を話し合いました。ブラジルでは子どもを水風呂に入れショックで熱を下げることもあるという話に驚いたり、中国ではおかゆを食べお湯を飲み身体を温めるという話に共通点を感じたりしました。またコンゴでは風邪よりもマラリアにかかると大変、風邪による熱なのかマラリアなのかを見極めることが大切だということ。お国がらや地域による違いを痛感しました。さらにストレス解消法に及ぶと、美味しいものを食べる、温泉に入る、歌う、踊る、寝る、祈りを捧げる、草とりをするなど多種多様な発散法があり、まさしくワイワイと大いに盛り上がりました。
2011年9月10日
「識字№4たれの漢字」
8月は「ワイワイ」活動以来4年目にして初めての取ったボランティアの夏休み期間でした。
さて、9月10日は久しぶりの「ワイワイ」。一か月ぶりなのに外国人の参加が多くてびっくり。
いつもの顔ぶれに加えて新しい参加者もあって、笑顔と笑顔でスタート。
≪店・広・度・病・疲・痛≫を漢字の成り立ちから意味も想像できるように工夫したり、サポーターと
生活の中にある漢字を拾い出して、読めたよろこび、わかった楽しさを伝えました。
Aさんは、来日以来病気になったことがなく、病院へ行ったことがなく、健康保険だけ毎月2万ぐらい払っているとか。先日人間ドックで糖尿病になりがけと言われ、食事に気をつけているとのこと。
病院の病、病気の病、糖尿病の病が今回みな同じ漢字の病でその意味もわかって納得顔でした。
2011年8月20日
「仕事の日本語」
今日はとやま国際センター主催の「就活講座」でした。いつものサポーターはお休みでした。仕事の悩みをいろいろ言う中で、不当な扱いに対し、不満を爆発させるか、我慢するかという話になりました。Mさんは自分の経験を一生懸命に語ってくれましたが、今一つわかりません。でもそれを一生懸命に聞いていたEさんがMさんの複雑な話を解きほぐし、解説を加えてくれました。
また職場のいじめは外国人に対してだけでなく、新人の日本人に対してもある、それを見るともう放ってはおけず、守ってあげたくなるというSさんの話もありました。
☆感動がみんなを包んだのでした☆
2011年7月30日
太閤山ランドでバーベキューをしました。
ハラルの肉、シーフード、野菜、飲み物、デザート、ブラジルのパンなどをみんなで持ち寄りました。いつものメンバーが友達や家族を連れてきたので、大人数になりました。
いっぱい食べて、話して、さあ帰ろうとしたときに、にわか雨が・・・。さらにおしゃべりタイムが続いたのでした。
2011年7月23日
「時間の使い方」
日本でも「時は金なり」、英語でも”Time is money” と言うくらい、時間はとても大切なもの。1日の時間の使い方や、どれくらい待てるかなどを話し合い、時間に対する価値観を話し合いました。1対1でじっくり話せたのがよかったです。
それと今回は入門クラスから上がってきた人もいて、新鮮でした。クラスもみんなも、少しずつ前進しますように。
2011年7月10日
「識字№3かんむりとあしの漢字」
漢字システム(1クール5回)を学ぶ3回目。
サポーターと話しているうちに読める手がかりを掴んだり、知らない漢字でも意味を予想できたり、生活に密着した新しい漢字の学び方をしました。
大人のクラスなんですね、外国人も日本人も老眼対策にプリントの漢字、大きくしてくださいと要望がでました!
おしゃべりしながら漢字を勉強した後、入門クラスの参加者がパキスタン料理「ビリヤニ」日本の炊き込みご飯?ピラフのような感じ…を大きなお鍋で作って持ってきてくれました。早速、パキスタン料理試食会に早変わり。わいわいがやがや、料理の説明や珍しい香辛料・味など、生きた日本語が笑顔とともに飛び交いました。
2011年5月28日
「宮沢賢治の童話を楽しもう」
震災のとき、東北の人々は世界から称賛されました。その価値観などを賢治の童話や詩から読み取れないだろうかと考えて、取り上げたテーマです。メンバーには本好きな人も多く、紙芝居に聞き入りました。ストーリーの展開を考えるための工夫もあって、準備は大変だったけど、いつもとは少し違った穏やかな時間になりました。
入門クラスの様子
ボランティアとして、ずっとその在り方や方法を模索し続けてきた入門クラスです。地域社会で日々日本語を浴びている状況を活かしつつ、必要なコミュニケーションを適切にとれるようになるためには。一週間に何回も日本語を学べなくても、一度来たら一度なりに、日本語を適切に使えるようにサポートするには? 2010年度からおしゃべりしながら日本語の基本文法を身につける、対話型の入門クラスを行っています。今年は県の補助を得て、地域日本語教育の専門家が入っての運営となりました。対話をしながら自己表現をしていく形をより洗練させていきたいとまだまだ模索は続きます。